カラーの資格取得で広がる世界
デザインとカラーの大事な関係
どんな本の表紙にも
2級カラーコーディネーターの公式テキストの表紙には、印象的な色を使った写真が掲載されています。書店で見かけて気に入った本を表紙で買ったり、好きな作家の本の表紙が冴えない色合いだと、何だかがっかりしたり。私たちはデザインから色々な印象を受けています。
デザインは、簡単に言えば「色とカタチの組み合わせ」。それらがより明確で誰にでも使いやすいものになるように、様々な方法を使って配色を行なうのが、カラーコーディネーターの大事な現場での仕事です。
テキストには、カラーシステムを一枚の紙の上に展開したカラーチャートと、主な配色方法が掲載されていますが、アタマで考えて疲れたときは、身の回りを見渡してみて。身近なデザインから、「配色とは何か」を確認してみましょう。
注目が高まる「カラーユニバーサルデザイン」
虹を眺めていると、あの7色の配置が誰の手によるものでもなく、自然現象なのだという事が不思議に思えますよね。はっとさせられる自然のデザインです。
ところで、この虹の色、日本では7色ですが、欧米では一般的に、5色と考えられているそう。人間の目の構造で捉えられる色に、個人差があるためです。
日本の男性のおよそ20人に1人は、軽い色弱者だと言われます。これは、視覚そのものには問題がなく、細かいものも見ることが出来ますが、特定の色の組み合わせだけが一般の見方と少し違うタイプの見え方です。また、年齢を重ねるにつれて白内障などの眼の病にかかった時も、そんな症状が出るそうです。
近年、そんな方々も色を見てストレスを感じることがないよう、「カラーユニバーサルデザイン」という考えかたが注目されています。簡単に言えば「見えやすい色の組み合わせ」を考えることなのです。
身近な例は道路標識。赤と白、黄色と黒などの、対比がはっきりした色が組み合わされています。これなら、色の捉え方に個人差があっても、くっきりとメッセージが伝わります。町中で道路標識を見つけたら、「色とカタチ」について確認してみてください。

