実務に活きるカラーの世界
カラーと照明効果で最強の空間に
空間づくりに大切な「照明計画」
濃い茶色のフローリングにあわせるため、「ゴッホのひまわりみたいな、土臭い、存在感のある黄色」のラグを希望されたお客様。無事商品を納品してから、もう一つアドバイスしました。
「照明器具も、変えてみるといいかもしれないですね」と。お客様がそのとき使っていたのは、蛍光灯の白い光の出る照明器具。さわやかで集中力は高まりますが、なんとなく勉強部屋のような雰囲気になってしまう光源です。ちなみに、日本の住宅計画では、すごく人気のあるこの照明器具。
確かに「明るく、明るく」を第一に考えたもので、アタマはすっきりします。皆さんも受験勉強のときには、お世話になったのではないでしょうか。
「暖かい色のインテリア」にするためには?
オレンジや黄色、黄土色など、アースカラーにふさわしいのは、白い光源ではなく、光の色に同じオレンジ系の色が混ざっている、白熱灯の光源です。近年のエコロジーブームの中では、消費電力の小さい蛍光灯にオレンジ色の塗料を使った「蛍光灯 電球色」のランプも人気があります。これを使うと、オレンジや黄色、本来の色みが活きて、より生命感のある、それらしい空間に仕上がります。「ゴッホのひまわり」は、さんさんと降り注ぐ太陽の下で開いたものですからね!
お客様に、電球色のランプを使った照明器具をお勧めしました。乳白色のガラスを通して、光がいっぱいに降り注ぐタイプの天井付け器具。周りには黒いアイアン調の飾りが回った、シックなデザインです。どこかヨーロッパの田舎を思わせるような、伝統的なデザインのものでした。
納品されたその器具を取り付け、ラグを眺めると、確かに生命力いっぱいの「ゴッホのひまわり」の色。お部屋の中にいながらにして、外の空気を感じるような、素敵な空間になりました。
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